シュプールを夢見て

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 明日のシュプールを夢見て……と言っても、夢を見るほどの深い眠りに着く事はできない。主要駅に停車するたびに段々と雪景色となって行く窓の外を眺め、明け方になってようやくうつらうつら。
 雪深いプラットホームに降り立つと、ろくに眠って居ないはずなのに目が冴えてくる。バスに乗り継ぎ、いよいよゲレンデだ。手にした荷物も、肩にに担いだ板もなんのその。一番早いバスに、一番最初に乗るべく自然と足取りが軽くなっていく。

 モデルとしたのは花輪線、竜ヶ森駅。車両はオハフ42。
 昨今の若い人には安比高原と言った方が判りやすいでしょうか。リゾートの雰囲気漂うスキーもいいですが、今日の一本を想像しながら朝早くから板を担いで登って行くのもまたいいものです。
 100均で売っているクリヤーケースサイズで作りましたが、人形が多く、その加工がなかなか大変でした。