音もなく降っていた雪が音もなく止んだ夜の駅。すっかり冷えきったホームには、雪をこびりつかせてやってきた列車が休憩中。折り返すまでのひと時、寒さに身を縮こまらせている。 ここは夢の世界か現実か。列車とホームの灯りがぼんやりと周囲を照らし出す。…
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