青い闇、白い雪
音もなく降っていた雪が音もなく止んだ夜の駅。すっかり冷えきったホームには、雪をこびりつかせてやってきた列車が休憩中。折り返すまでのひと時、寒さに身を縮こまらせている。
ここは夢の世界か現実か。列車とホームの灯りがぼんやりと周囲を照らし出す。
青い闇、白い雪。静寂と冷気が全てを包み込む。
飯山線・飯山駅がモデルです。車両はTOMIXのキハ58とGMのマニ37。雪の表現を追及して作った作品です。
実は、この写真、撮影に小細工がありまして、プラ板製のカバーをかぶせた中で線香を燃やして撮影しました。ぼんやりと霧がかかっているのはそのため。又、雪の雰囲気を出す為に、PCに取り込んだ後に青みを強く補正しています。
JNMAなどのイベントに持って行った為、実物を目にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。