降り続いた雪もやんだ夜の駅、がらがらの上り終列車を送り出した駅員も寒さに首を縮め、まだ列車の姿が消え去らないうちに本屋へと足を向ける。
機関車の汽笛もレールを刻むジョイントの音も降り積もった雪に吸い込まれて行く。もうすぐ百と八つある鐘の音が聞こえてくるのだろう。
モデルとしたのは飯山線戸狩駅、車両はオハフ33、時代設定は昭和40年頃
はじめて成功した雪景色。そして、はじめて電飾を組み込んだ作品。雪は成功したが、電飾の方は不満が残る。テールライトも点灯するようにするべきだった。又、電柱の上に雪を積もらせるのを忘れてしまった事も痛い。ちなみに、photoshopで窓の数を増やしてあります。